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教員Aその191

「おめでとう、か」
「それが、どないしたったん?」
「自分のクラスの生徒が我が校始まって以来公立芸術大学に合格したんでしょ」
「ふむふむ」
「普通、担任の立場では、よかったね、とかありがとう、では?」
「そうかなー」
「今の言葉で落ちたら良かったのに…、というニュアンスが読める」
「そりゃ、考えすぎとちゃいます?」
「考えすぎかなー。快挙と思うのに、音楽科の先生方、クールですね」
「そういや、そうかな」
「生徒の出世を望まない学校は意味がない。見ればわかるでしょ。担当者の出身校よりレベルの高い大学に進路指導しようとは決してしない」
「それは生徒のレベルとか…」
「ないない。若い連中はゴムのように伸びます。それをしない、できない…。怠慢あんど保身です」
「言いすぎ違う?」
「言いすぎですね。校長室行って来る」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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