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バー物語(フィクション)№7

 PUBは畳敷きの上にカウンターを置いただけの簡単な造り。いつからかお座敷バーと呼ばれるようになった。PUBを開いてるのは8畳くらいの小さな部屋。となりに20畳くらいの広間があった。早い時間は誰も来ない。私は広間で大の字になって寝るのが好きだった。どういうわけか私の睡眠時間は人より短かくてすむ。そして、どこでも寝れた。ひょっとすると蒲団の上で寝るよりも椅子や学校のソファーで寝ている時間のほうが長いかもしれない。
 ピコーピコーピコー。1階の入り口が開いた。ゆっくり起き上がって十分間に合う。
 入ってきたのはあごが少しとがっている特徴のある顔をした熟年女性と白髪が目立つ初老の男性だった。
 「何の店かと思うたらバーじゃねー」
 名古屋弁かな。ニャーニャーと聞こえる。バーボンの水割りとナッツを注文。二人とも遊びなれている感じだ。
 「畳の上のバーもいいもんじゃねー」
 熟年女性が名古屋弁でしゃべる。
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テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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