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教員Aその167

 マンションのチャイムを鳴らす。
「やー、しばらく…」
 決まり文句のような挨拶と握手。
「何がおこったんです?」
 私は単刀直入に宇崎先生にたずねた。
「痴話げんかみたいなものを…、大げさに…」
「誰とですの?」
「市野先生、芦屋の…」
 市野先生は芦屋にお住まいの女流ピアニスト。アシュケナージが来日の折に練習ピアノを提供した先生だ。大阪芸大でも教えておられる。門下生に天才的な小学3年生のかわいい女の子がいた。宇崎先生の指揮でハイドンのピアノコンチェルトを弾いたという。その子の演奏は聴いた事はないが、たいへん利発な子だ。なんでも弾けますよ。目がそう語っている。
「その市野先生を?なんです?」
 せっかちすぎるかわからないが、早く真相を知りたかった。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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