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バー物語(フィクション)№3

 ママの条件はこうだった。8月いっぱいでこのカラオケバーは閉める。時給800円を出す。
 私と西田氏は最初から時給などもらうつもりはなかった。西田氏がギャラについて話す。
 「俺らは時給はいらない。その代わり自由にさせてくれ。黒字が出たときにはママに半分渡す」
 今考えるとかなりわがままな条件だ。が、我々はその方がママに負担がかからなくていいと思っていた。私も西田氏もお金に困ってバーを手伝おうとしているわけではなかった。面白そうと思っただけだ。給料を払っているのだからとオーナーにあーしろこーしろと言われるのは真っ平ごめんだった。
 3人で話し合いながら少しずつ決まっていった。営業時間は6時から1時。休みなしで開ける。週に西田氏が3回私が4回入る。チャージは500円。ボトルキープチャージは1500円。カラオケはリース代を払っているので出来るだけ客に歌わせる。我々の準備が出来次第オープンする。酒は私が家から持ってくる。それに関しては代金を要求しない。氷はかち割りを使う…。
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テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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