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教員Aその114

「ヴァイオリンにいます。堀川から東京芸大に行った。私より一つ上だったと思います」
「あぁ、最近来た男ね、芸大中退で…」
「ええ、彼が堀川OBと言う関係で、たまに母校に遊びに来ていたようで…、あまりお話はした事ないんですが」
 京都市立堀川高校音楽科は京都芸大と同じ敷地内にあった。現在、堀川音楽科は京都市立音楽高等学校に名称が変わっている。
「私も堀川出身だ」
 宇崎先生、標準語で話すので東京の方だと思っていた。関西人だったのか。
「じゃー、次はオーケストラとの練習で会いましょう」
 マンションを出てからすぐに下村先生に電話した。生まれて初めてのコンチェルト。何回かのレッスンをお願いする。
「え、宇崎先生はもういいって?へー、Aクン、好かれたのね」
 宇崎先生が厳しいレッスンを数回すると思ったらしい。
 学級担任の仕事が思ったより楽だったし、学校に行ってる間の時間が余るのでコンチェルトをしてみようと気軽に思った私。しかし、これは大変なイベントなのかもしれない。下村先生のこれまでの会話と電話のニュアンスでそう感じた。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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