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教員Aその110

 ヤマハで買った楽譜を見ながら、レコードを聴く。
 このレコードは中学3年生の時に買った。裏に入っているサン・サーンスのピアノ協奏曲第4番を聴くためだ。矢田映子先生がサン・サーンスを弾かれる。その生演奏を聴く前の予習が目的だった。1971年、竣工したての和歌山県民文化会館大ホール。オーケストラはNHK交響楽団。その時のパンフレットに矢田先生のご挨拶が載っていた。
『出身の星林女学校の講堂にはスタインウェイがあった…』
 レコードに針を落としながら10年前の事を思い出していた。スタインウェイの話とラベルのコンチェルト。不思議なつながり。大したことがないと言えばその通りだが、私は運命や宿命を信じるタイプ。
 曲はムニャムニャした、ぼけたようなオーケストラの弦の響きで始まった。演奏はアルフレッド・コルトー、指揮はシャルル・ミュンシュ。大昔のSPレコードの復刻版でノイズが多い。
『弾ける』
 聴き終わって私は確信した。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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