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教員Aその55

 コーヒーカップを覗き込む。真っ黒な液体。湯気があまり出ていない。香りは、ふっ…、コーヒーの香り。それしかわからない未熟。飲む。
『甘、甘い』
 ソロブレンドもたしかに美味かった。甘いといえない事もない。が、このマンデリン、異様に甘い。しかも、ぬるい。冷たくはないけど…。
 一気に飲んでしまった。味わえなかった。ううむ。
「すんません、マンデリン、おかわり…」
 日本語は何か変。自分が変なのか。こちらがお金を払うのにあやまってからオーダーする。しかし、このマスターには謝りながらお話をしたほうがよさそうな気が…。
「はい」
 マスターはすくっと立ち上がってすばやく先ほどの工程を繰り返した。また無言。威圧感あるなぁ。コーヒー飲むのにくつろげない。が、どこか心地よさもある不思議な空気。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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