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吉川隆弘オール・ショパン・ピアノリサイタル

吉川隆弘オール・ショパン・ピアノリサイタル
7月31日午後2時
於:プレラホール


☆3つのマズルカ 作品59
哀愁を伴った深い情感を持って吉川は演奏した。土の香りより歪んだ魂のつぶやき。
☆ソナタ第3番 作品58
休憩前にメインディッシュ。難曲を正面から対峙した演奏。
☆ワルツ第2番 作品34-1
ワルツにしては大きな曲をリキミなく自然に表現。あーさんの手の内に入ってる。
☆ワルツ第7番 作品64-2
隠れた内声の表現がうまい。勉強になる。
☆練習曲作品10-3「別れの曲」
ゆったりめの演奏。すぐに次の曲へ。
☆練習曲作品10-4
以前、芦屋でエチュードの1番聴いたが、彼はその時と同様に指がもつれる曲を苦もなく弾いてしまう。ナマイキだ。ウラヤマシ。
☆ノクターン第8番 作品27-2
弱音がありえんくらい美しい。
☆ポロネーズ第6番「英雄」
うまいわ。ほんま。
☆ノクターン第20番
さっきの英雄の熱演せいで調律狂ったね。
☆練習曲第8番
こんだけ弾けるんだから、全曲のCDを出していただきたい。
☆別れのワルツ
おっ、さっき小学校3年生に教えてた曲。ふむふむ、なるほど。

今回もツイッター風で失礼します。
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小説・菜その32

 春休み中、弟たちの面倒を見ていた菜。待ちに待った新学年が始まる。
 講堂で始業式が終った後、各クラスへ。2年生も1年生のまま。変更はない。
「キミたちはぁー、一つお兄さん、お姉さんになりました。っと、そこ。しゃべるな」
 相変わらず柄の悪い本橋先生の説教で始まる学級会。
「先生の言うことをよく聞いて、新しい1年生にも親切に。わーたか?」
「はーい」
「ちっ。小さい。もっと大きな声でっ」
「はぁぁーい」
「よし。今日はこれで終わり。明日は2年生のクラス写真。そのつもりで服を着てくるように。わーたかっ」
「はーい」
 菜はたいへん寂しかった。ジュンが来てなかったからである。でも、明日は会える。気を取り直す菜。

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

小説・菜その31

「それでそれで…」
 話をせかす和哉。
「ポストを壊している所に…」
「わかった。おねーさま。またじゅんくん…」
「そう、和哉くんえらいねー」
「ふふふ。いっつもじゅんくんだねー。ウルトラマンは来ないの?」
「ウルトラマンさんはね、日曜日の7時しか来れないの」
「あ、そうかー」
「そうなの。だから普通の日はジュン君なの。わかった」
「わかったー」
 毎回同じような内容であったが、和哉は菜の話が大好きであった。

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

怪談(尿意)

 ここはしがない場末のバー。マスター、店内片付け、午前4時に消灯。いつもは小さな灯り一つだけ点けて鍵を締める。が、間違って普段使わない電球を点けてしまった。明るい光りの下、いるはずのない女性が。和服姿でこちらを見ている。あわてて全ての電灯を点ける。しかしもう居ない。今一度繰り返す勇気なし。
 急ぎ足で駐車場へ。車に乗る。エンジン、なかなかかからない。焦る。セルモーター、何回も。ふぅ、かかった。安堵の吐息。シートベルト。あれれ、見つからない。そんなはずは。
「これですか?」
 女性の声。あ、どうも。ってあなた誰?後ろを振りむく。誰もいない。彼は祈る。早くお日さん出てきてくれ。
 10分ほど運転、自宅の車庫に車、入れる。ドアロック。異常なし。勝手口の鍵を開ける。異常なし。台所の電灯点ける。異常なし。階段の電灯点ける。異常なし。上る。寝室の電灯点ける。異常なし。ふっ。彼は尿意をもよおす。トイレのドア。開かない。思いっきり引っ張る。
「入ってます」
 彼は気を失った。
 布団の中で目が覚める。夢?トイレのドアが開かなかった記憶。声が聞こえたのは錯覚か?ふむふむ、そうそう。なぁ~んだ、ただの老人ぼけか。年は取りたくないものだ。気が楽になり、また尿意。イチモツを取り出し手が震える。パジャマ。彼にははパジャマを着る習慣がなかったのである。

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

小説・菜その30

「その怪獣は何するの?」と和哉。
「郵便局のポストを壊すの」
 前回は溜め池の水を飲み干したことにした。
「赤い?」
「そう、赤いポスト」
「お手紙来なくなるね」
「うん。困ってしまうの」
 菜の語る怪獣は大人の2倍くらいのスケールのイメージ。
「どこにあるポスト?」
「家を出てね、立花駅の方に歩くでしょ」
「うん」
「途中にある郵便局、知らない?」
「うーん。知ってる」
 和也は知らないはずだ。駅に行く時にその道は通らない。が、話の続きを聞きたいので話をあわす。3才の幼児でもそれくらいは出来る。

テーマ : 自作連載小説
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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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