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吉田誠~クラリネットのフランス便り

吉田誠~クラリネットのフランス便り
2010年2月27日(土曜日)
兵庫県立芸術文化センター大ホール
 昨日、目のクリッとした賢そうな若者が、夜の9時頃、弊店に来られた。
「五味さんに、パリで…」
 五味さんとは五味敬子さん。チェリストで、今はフランスに留学している。留学前に、弊店によく来られていた。性格が非常にかわいい女性であった。彼女にここを聞いて来られたと言う。
「パリで一緒に住んでいて…」
 若者は話を続ける。
「いっしょ…、にですか?同棲?」
「いえいえ、違います。同じ建物で…」
 若者は笑いながら答える。
「今日は、練習の帰りです」 
 明日、つまり、本日、兵庫県立芸術文化センター大ホールでクラリネットリサイタルを開催するという。
「500円コンサート?」
「ええ」
 兵庫県立芸術文化センターは西宮や兵庫県にちなんだ音楽家を中心とするワンコインコンサートを企画している。何度か行ったが非常に水準の高いコンサートであった。
 午後の部にまだチケットが残っているらしい。行く意思表示をすると、招待状を下さると…。
 2000人の大ホールで1日2公演。しかもほぼ満席。すごい。
 で、聴いて参りました。

クラリネット:吉田 誠
ピアノ:松本 望
ドビュッシー:クラリネットとピアノの第一狂詩曲
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 作品167
エリック・サティ:三つの歌曲より
松宮圭太:新作(初演)
ヴェルディ(バッシ編曲):リゴレットファンタジー
 何と、天才でした。安定したヴィルトオーゾテクニックを駆使してすばらしい音楽を表現します。詳しく書くと陳腐になるレベルです。今後、彼は世界的なクラリネット奏者になることは間違いありません。

「寂しさを持つ、寂しさを理解できる人が、真の演奏家になれる」
 吉田誠が昨日、弊店でつぶやいた言葉です。
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幼稚な料理その14

 窓からの搬入に1時間。ゆっくりゆっくりスライドさせていく。その間、大工さんは床の補強にかかった。やっつけ仕事もいいところだ。結局すべて完了するのに2時間半。
 つや消しのスタインウェイ。30年ほど前の大学4年生の時に下村教授に譲っていただいた。その返済の為に女子高に就職する。20代の青い経験。走馬灯のように頭に浮かぶ。
「うなぎ、ご馳走するわ」
 下村先生は、阪急3番街の竹葉亭に連れて行って下さった。
「フルーツポンチパーティーしましょ。皆さん呼んで」
 アルコール入りのフルーツポンチ。非常に美味しかった。何のアルコールが入っていたのか。聞きそびれたままだ。
「夏休みは、家に来て練習しなさい」
 へたくそな私に、自宅のスタインウェイを貸してくださった。
「泉君が使っていたあのピアノ、いる?」
 それが、バーに今はある。店がつぶれるか、私が死ぬか、それまでこのピアノは移動することはないだろう。
 椅子に座って音を出す。ホンキートンクのような響き。

幼稚な料理その13

 友人の大工の高橋くん。彼は大工というより、工務店経営者だ。細かい作業は支配下の大工で時間の余っている人物をよこす。4月9日の日曜日の朝8時に来たのは20代の若い小柄な男であった。
「社長さん、このガス管ですか?」
 彼は私の事を社長と呼ぶ。ま、どんな人物にも社長と言っているのかもしれない。物差しで寸法を測って木材をのこぎりで切り出す。その最中にスタインウェイが届いた。クレーンを車載したタイプのトラックが1台。作業員は3人。

テーマ : 料理
ジャンル : 趣味・実用

幼稚な料理その12

「スタインウェイのホームページを…」
 ニューヨークのスタインウェイのホームページにかっこいい字体ががあった。STEINWAY & SONS。
「これ、コピーできます?」
「ええ、でも、問題になりませんか?」
「ならないでしょう。お金ももらわずにスタインウェイの宣伝してあげるんですよ。感謝してもらわなくっちゃ」
「そんなもんですかねー」
「そんなもんです。でね、SONSをWINEに変えてください」
 STEINWAY & WINEをシルエットの上にはめ込む。ふむふむ。よくなった。最終的にpiano bar TOP WINは右に白抜きで書くことになった。看板ができた。

テーマ : 料理
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幼稚な料理その11

「pianobar TOPWINで…」
「では、このシルエットの上に書きましょうか」
 パソコンの画面に文字を載せる。ううむ。しっくり、いかない。
「どうでしょう?こんな感じでは?」
「いえ。何か、こう…。どう言えば良いのか、インパクトに欠けると申しますか…」
「横文字やめて、カタカナでは?」
 看板屋さん、いろいろ試しては下さるが、ピンとくるものがない。

テーマ : 料理
ジャンル : 趣味・実用

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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