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教員Aその30

「レコードとか聴く?」
「いいえ。レコードは聴いてはいけないって…、前の先生に…」
 多いんだなぁー。人の演奏聴くの禁止する先生。
「さっきも言ったけど、正しい発音を知らないと外国語、しゃべれないでしょ。違う?」
「はぁ。でも、聴くと真似になるって…。だから、聴かないほうがいいって…」
「真似ねー。できないよ。真似なんて」
 実際、一流のプロの演奏をコピーするなんて至難の業。出来るだけで、演奏家になれる資格があると言える。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

教員Aその29

「あのね、先日、日乃日乃学園の卒業演奏会を聴いたときにも感じたんだけど、不自然な印象をもったの…」
「不自然ですか」
「そう、わかりやすく言うと音楽になってない…」
「……」
「つまり、君の演奏も、まともな西洋音楽から程遠い所にある」
「先生」
「はいな」
「私は、今まで、そんな事言われたことないです」
「だろうな。外国語をしゃべるには、外国語の正しい発音と言い回しを知らないと、相手に通じない。違う?」
「はぁ…」 

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有馬記念

なんも
申しません。
馬単
⑬→⑨です。

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教員Aその28

「……」
「じゃー、赤ちゃんはどうして、しゃべれるようになるのかな?言葉、教えないでしょ」
「わかりました。親から聴いて自然に覚えるんですね」
「そう、だったら、英語科にアメリカ人がいる理由わかるでしょ」
「はい。本場の英語を聴けるから?」
「んだ。そうだべ」
 どうも、私は教師として高校生に接するのが苦手なようだ。つい、うっかり、変なギャグを飛ばしてしまった。
「あのう、それと私のピアノと、どう…」
 自分の演奏と英語科にアメリカ人がいる関連がどこにあるのか聞きたいらしい。

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教員Aその27

「……」
 生徒さん、じっとこちらを見る。話の続きを催促しているようだ。
「英語、授業であるね」
「はい」
「しゃべれる?」
「いいえ」
「ふむ。この学校に英語科があるね」
「はい」
 日乃日乃学園には、普通科と音楽科と英語科があった。クリスチャンの学校の意地か、それとも、昔から英語教育に熱心な学校だったのかもしれない。なにしろ、アメリカの伝道協会が設立した学校だし、初代校長もアメリカ婦人だ。
「英語科にアメリカ人の先生いるね」
「はい」
「どうして、日本の学校にアメリカ人がいるのかな」

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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