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グラスの雫№6 ブラックニッカその39

「ええ、クリアブレンドはつい最近発売されました。デザインも似ているし、味がどうなのかな」
「マスター、まだ比べていない?」
「ええ。あ、藤田さん、ここに2種類ありますから味見ごっこしましょうか」
 藤田氏は返事をせずに、ニッコリ笑った。
 私はショットグラスにブラックニッカスペシャルとクリアブレンドを注いだ。名前の通り、クリアブレンドの方がやや色が薄い。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

POG

 内輪の話で恐縮です。
 阪急西宮北口に「オスロ」という老舗のサロンがあります。そのサロン主催のペーパー・オーナー・ゲームが始まりました。メンバーは
ヒロミジョウオー、ヒゲアーティスト、ブーノカジー、カネデスムンダロー、マニアクン、チッチャイインディ、ビッグノーズ、スケベマシーンの8名です。昨年度覇者のケンちゃんは東京に転勤のため、今年は参加出来ませんでした。3ヵ月後、もしくは、重賞を勝つ馬が出れば順次発表いたします。で、ふふふ、今日の新馬戦にヒゲアーティストの持ち馬、ツルマルジャパンが勝ちました。で、本日(2008年6月21日)、ジャパンオメデトウのあい言葉でシャンパーニュプレゼント。ただし、piano bar TOP WINにおいてだけです。お待ち申し上げます。

テーマ : 中央競馬
ジャンル : ギャンブル

グラスの雫№6 ブラックニッカその38

「素直な甘さを感じます。若い頃に飲んだサントリーのリザーブはすこぶる甘かったです。何か砂糖入りのような…。いや、ど素人がごめんなさい。でも、昔のリザーブは本当に甘かったなぁ」
「藤田さんが飲んでいたのは砂糖とか入れて甘くしていたかもですね。しかし、今でも、スコッチ、コニャックは、カラメルで着色してるのありますよ。カラメル入れると甘くなりそうな…。ましてやジャパニーズウイスキー、着色したり、甘くしたりは当たり前…」
「マスター。このブラックニッカは?」
「いやー、1965年に販売以来、人工的に甘さは足していないと思いますがねー」
「同じブラックニッカでも最近はクリアブレンドをよく見ます。兄弟分でしょうか」

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

グラスの雫№6 ブラックニッカその37

「そうですね。歴史の偶然とは怖ろしいというか深いというか…。戦国時代の武将、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、皆さん尾張、三河と同じような土地の出身だし…。マスター、音楽にもそのような偶然あります?」
「古くはバロック時代の巨匠、バッハとヘンデルは同じドイツ出身で、どちらも1685年生まれです。ロマン派ではショパンとシューマンが1810年生まれ。何かと何かが重なるのって探すともっととあるかもですね」
「で、このブラックニッカは?」
「1965年生まれまです。藤田さん、どのような印象を持たれます?」

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

グラスの雫№6 ブラックニッカその36

 さて、国産第1号のウイスキーは、結果的に竹鶴政孝が造る。
 1923年、寿屋の鳥井信治郎がウイスキー製造技術責任として竹鶴を雇うことになった。条件は10年、年俸四千円。摂津酒造での待遇の倍以上の給料である。しかも、留学したとは言え、20代の若者である。太っ腹と言うより言葉はない。このころから、サントリーの姿勢が確立されていたのか。創業者の鳥井信治郎の精神が現在も脈々と受け継がれているのか。
「なんでもやってみなはれ、やらなわからしまへんで」
 サントリーは今も昔も、必要な経費は惜しげもなく出す。
 歴史を紐解いていくととても面白い。竹鶴が摂津酒造を退社した翌年に寿屋がウイスキー造りを始めようとする。偶然か、必然か。
 そして、1929年4月1日、寿屋から「サントリーウイスキー白札」が発売された。公平な立場で書かせていただく。間違いなく、国産第1号のウイスキーはサントリーが造った。その時の製造最高責任者が竹鶴政孝である。この事はニッカウヰスキーのホームページにも書かれている。が、サントリーのホームページからは竹鶴政孝の名は抹消されている。ここは、大人の態度で、サントリーのホームページにも簡単でいいので、竹鶴政孝の名前を残していただきたい。竹鶴は鳥井信次郎に対して不義理はしていない。また、鳥井信次郎も竹鶴政孝を厚遇した仲だ。二人がそろわなければ国産初のウイスキー、「サントリーウイスキー白札」は生まれなかったのである。

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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