小学校の思い出外伝 証拠隠滅
思いついたのが証拠隠滅。飲み干した後のヤクルトの空き瓶を隠そう。私の家の勝手口の横にある南天の木の根っこ。ここは便所の汲み取り口近く。目立たないと思ったのです。私は、ほぼ毎日、礼子ちゃんちのヤクルトを盗みます。美味しいおいしいと飲んでは、せっせと南天の木の下に隠しました。そのうちヤクルトが消えてしまうと、近所で話題に上りました。他の家のヤクルトは盗られないのに、礼子ちゃんの家のヤクルトだけが消えてしまいます。しかも1本だけ。盗むのなら2本全部盗めばよいのにと、近所の大人は不思議がりました。
私は他の家のヤクルトを盗む気はさらさらありません。美味しいのは礼子ちゃんが飲んでいるヤクルトだと思っていたのです。しかも2本もいりません。1本で十分です。
私は他の家のヤクルトを盗む気はさらさらありません。美味しいのは礼子ちゃんが飲んでいるヤクルトだと思っていたのです。しかも2本もいりません。1本で十分です。
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