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るみ子の酒

 大宗の藤枝氏、小西氏、長谷川氏、桑田氏で三重県は上野市の森喜酒造におじゃましました。森喜英樹社長の案内で甑、麹室、漕(ふね)、貯蔵設備を見学させていただきました。商品も利かせていただきました。看板商品の『るみ子の酒』と『はなぶさ』と『7年古酒』。はなぶさの無濾過生原酒が気に入りましたのでオーダーしました。近々皆様に飲んでいただけると思います。終わってから近くのそば「松尾」で森喜社長を囲んで親睦会。手打ち蕎麦の美味さは言わずもがな、へしこ、しめ鯖、きのこの酢の物といったアテが充実したすばらしいお蕎麦屋さんでした。器のほとんどが辻村史朗作の陶器。なんという贅沢。このお蕎麦屋さんにはまた行ってみたい。
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テーマ : 日本酒
ジャンル : グルメ

バー物語(フィクション)№265

 お花見の当日、池辺さんはフランスワインばかり10種類ほど持ってきてくださった。私は阪神競馬場の桜を愛でるより池辺さんのワインに興味があった。ボルドーの赤白、ブルゴーニュの赤白、ボジョレーの赤、プロヴァンスのロゼ、アルザスの白、ローヌの赤白等。1本ずつ池辺さんの解説付き。7,8人参加したトップウインのお花見はワインの勉強会へと変化していった。
 「マスター、ワインを知ろうとすると時間がかかるしお金もかかる。ワインスクールに行って系統立てて教えてもらったら?」
 お開きにしようと片付けている時、池辺さんが話し出した。
 「サントリーのワインスクールやソムリエの受験のための学校もありますよ」
 ソムリエの予備校?色々な学校があるものだ。系統立ててならサントリーのほうかな。去年のバーテンダースクールには失望したがワインに関しては私はウルトラ初心者。池辺さんの提案にその気になりつつあった。
 「じゃー、サントリーから資料をもらおうかな」
 「うんうん」
 池辺さんと陽子さんが2人そろってうなずいた。後年2人は結婚して幸せな家庭を築くことになる。トップウインが取り持ったカップル第1号。

テーマ : 自作小説
ジャンル : 小説・文学

バー物語(フィクション)№264

 ポコちゃんはじめ、いろいろなお客さまに赤ワインを試してもらった。意外と好評だった。これならワインを普通にショット売りしてもはけていくに違いない。バーでワイン。これが普通になっていく予感がした。結局サントリーが輸入しているオーストラリアの赤ワインをスタンダードにした。1本ずつ味を利いているうちにもっとワインを知りたくなってきた。
 春はお花見。いつからこのような楽しいイベントがあったのだろう。庶民がお花見を始めたのは江戸時代は吉宗の桜の花見を奨励してからといわれている。
 「マスター、お花見しようよ」
 野田さんがバーボンのロックを飲みながら宴会の提案。
 「いいですね。やりましょう。ボクはワインをたくさん持ってきますよ」
 池辺さんが反応した。
 「お花見にワインですか。ううむ。興味あるなぁ」
 「阪神競馬場でしません?」
 陽子さんも話にのってきた。陽子さんは最近良くきていただいてるおとなしい目の女性。少しお酒をたしなむ程度に飲んで帰られる。トップウインの女性陣はのんちゃんをはじめ下屋敷村さん、野田さんと酒豪が多い。陽子さんは例外的な女性だった。
 

テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

バー物語(フィクション)№263

 オートバイを乗り出したのは25歳から。普通の人よりかなり奥手といっていいだろう。ラジオ大阪のエンジニア村田君に乗り方を教えてもらった。明石運転免許試験場で400cc限定が取得できた。村田君は私が合格するまで丁寧に教えてくれた。その彼が凝ってたのが水。彼は水道の水が不味くて飲めないと清荒神の裏の山の奥までしょっちゅう汲みに行っていた。私も時間が合えば付き合ったがなんせ急な山道をえっちらおっちら登らなければいけない。2,3回一緒した後は理由をつけて行かなかった。シラー亭のマスターがワインを買う酒屋は清荒神の参道の入り口付近にあるという。清荒神という名称に15年ほど前のことを一瞬思い出した。
 和飲屋。すぐに見つかった。店主にシラー亭の紹介で、グラスで出せるワインを探している旨を伝えた。
 どこでも買える一般的なワインを紹介してもらった。美味しくても特殊なワインだと清荒神まで来ないといけなくなる。西宮北口の再開発の会議と大学でお世話になったピアノの先生のご自宅の建て替えの現場監督で昼間はかなり時間がとられていた。10本買った。すべて赤。赤が決まってから白もと思った。

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

バー物語(フィクション)№262

 トップウインの上にシラー亭という焼肉屋さんがある。地震前、カリズマイがあった所だ。カリズマイは現在、吾妻寿司の横でラーメン屋さんをしている。トップウインのお客様は時々出前を頼んで持ってきてもらっていた。で、シラー亭。私が仕事前に冷麺を食べていた時。
 「美丈夫、高知のお酒ですね。マスターは地酒がお好き?」
 冷蔵庫に入っていた日本酒を見ながらシラー亭のマスターに訊ねた。
 「いやー、日本酒はまだまだです。ワインのほうが付き合い長いんですが」
 「……。ワイン、ですか。どのあたりで買われるんですか」
 「ボクは宝塚の友達の酒屋からしか買わないんです。ここに置いてる日本酒も全てそこかからです」
 「実はグラス売りできるようなワインを探してるんだけど…」
 「グラスねえ。そこに行って聞いてみられたら…。安いのから高級品までたくさんありますよ」

 

テーマ : 自作小説
ジャンル : 小説・文学

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higemaster

  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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