中村(寿司・西舞子)
中村(寿司・西舞子)ゆきんこさんからのリクエストにお答えします。非常に見つけにくい場所にあります。山陽電鉄西舞子駅、国道2号線より南にあります。海のほん近くです。がんばって見つけましょう。必ず電話予約して下さいね。小さなお店です。すぐに満席になってしまいます。店内からは明石大橋が見えます。夜にはその橋のイルミネーションが美しく光ります。明石の近海で獲れた魚が中心です。お酒は太陽酒造の日本酒が中心です。おいしいお寿司をお腹いっぱい食べて飲んで一人8000円くらいかな。コースがあります。お刺身と一品とにぎり。酒飲みにはこちらがおすすめ。これ以上書く必要なし。暖かな家庭的なお店です。これからABCDの評価をします。あくまで個人的な好みで点数をつけます。中村特Aです。
横田朱乎リコーダーソロリサイタル
9月27日カフェイサラでありました。お客さんの層が厚く乳児に近い子供から還暦を過ぎている爺さんまで。なかなか楽しい演奏会でした。リコーダーはソプラニーノ、ソプラノ、アルトの3種類を駆使して特徴を活かした朱乎さんの演奏でした。また、歌はマイクの特性をうまく利用してました。ピアノの長久さんは高校時代と同じようにテンポ、リズムが素晴らしい。面白い打楽器の演奏を聴けました。cajonカホンと読みます。スペイン語で箱という意味だそうです。カホンはペルーの黒人音楽から生まれた楽器です。佐藤祐一さんは穴の空いた方を後ろにしてこの箱の上に座って、前を叩きます。その音をマイクが拾って大変表情豊かなリズムを刻めます。叩き方や叩く場所によって音が変わります。来年もカフェイサラでコンサートをするそうです。皆さん来年こそ行ってみて下さい。また、10月1日(土)西宮北口の南にあるプレラホールで長久真実子さんと仲間が演奏会兼芝居をします。2時からです。行って後悔しないはずです。
和食と洋食そのⅦかんな月(夙川・日本料理)
「酒なんて」と言わない日本料理のお店が夙川にあります。「かんな月」といいます。ただし、日本酒に凝ったお店ではありません。普通においしい日本酒を普通に提供してくださいます。その点では「桜咲くころ」と同じといえます。阪急夙川を北へ5分くらいのところ。カウンターとテーブル3卓だったかな。こじんまりしたお店です。しかも日本料理屋さんに多い肩に力が入っているお店ではありません。気分良く食事を楽しめます。本物というものはこんな感じと納得させるお店です。
和食と洋食そのⅥ
日本料理と日本酒、焼酎をあわせてもびっくり変化はおこらない。それは日本料理も日本酒も非常に完成度が高いからです。日本酒はワインのように熟成させないと飲めないことはないんです。新酒から完成された味わいがあります。初代吟醸の計倉さんがおこなった熟成吟醸酒もあることはありますが、その吟醸酒も出来上がったときから素晴らしい味わいをしていたはずです。日本酒に関しては最初から優等生でないと熟成させても良くならないんです。対してワインはタンニンが強くて渋いほど将来の素晴らしい世界を期待させます。ワインは出来上がったときには未完成です。また、料理もそうでしょう。日本料理はお茶でもおいしくいただけますね。フレンチはどうかな。水でフレンチを通す事が不可能ではありませんが、バターの良く利いた濃厚なお肉料理には分厚い味わいの赤ワインがあればもっと幸せな食事になりますね。このようにフレンチ、イタリアンの料理はワインがあってこそ完成された食卓になるんです。和食の職人さんが「酒なんて」という発想は日本料理の完成度の高さからくるんでしょうね。つづく