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ピアノの練習中級編①速攻上達法

今日から中級編です。ここの中級とはソナチネからショパンのエチュードくらいまでを考えてます。幅が広いなーとお感じになられる方もおられると思いますが、ソナチネを弾けるならショパンは近くにいます。まず、あらゆる勉強、スポーツ、楽器で一番に考えなければならないのは合理性です。いかにして、楽に短時間で努力せずに上達するか。指導者が常に追求していかなければならないテーマです。巨人の星のごとく、または、アタックナンバーワンのように、根性で練習をしてはいけません。時間の無駄と上達の妨げになります。で、ピアノの練習。大きな音で練習してはいけません。小さな音でゆっくり弾きましょう。本来目指しているテンポにいきなりするか、徐々にするかは、その人の能力にもよるしタイプにもよります。ちなみに私はいきなり速くするタイプです。小さな音でゆっくりと、この繰り返しであっという間に上達します。次回は練習反復の仕方です。

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ピアノの弾き方⑤コンビネーション

すでに、清流氏がコメントに書かれていますが、それぞれの指が動きやすいように腕や手首を使ってやればよいのです。親指から小指まで形や方向、機能が違うのでじぶんが弾きやすいように(今までの常識にとらわれないで)自由にうごかしましょう。清流氏のコメントのように丸い円を描く動きが多くなるります。これで簡単にピアノが弾けます。ここから先は実際の指導がいるでしょうね。当店のお客様に優れたピアノの先生がたくさんおられます。ご紹介いたしますよ。頭が音を想像して指が音を鳴らすのに何らかのストレスや余分な動きがあったら上達を妨げてしまいます。今回で基本は終わります。次回からピアノの練習中級編です。

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ピアノの弾き方④鍵盤

小指は手のひらを開けて垂直に降ろします。つまり、空手チョップのように。みなさん正解だったかな。そして親指はそのまま手を開いた状態で降ろします。これですべての指で鍵盤を押さえたことになりますね。共通しているのは指を動かしていないということです。人差し指から始まってすべての指は腕全体の動きで鍵盤を動かしましたね。これは非常に大事なことなんですよ。ピアノの鍵盤は上級者になってもできるだけ指を動かさずに弾くのが理想です。指の動きが多ければ多いほど上達から遠ざかります。頭が想像した音をできるだけ正確に速くストレスなしに鳴らすには余分な動きをしてはだめなんです。これはピアノに限ったことではありません。あらゆる楽器、スポーツに共通しているはずです。今日のポイントは『無駄な動きはしないこと』です。次回はコンビネーションです。連続した音はどうするか。宿題です。

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ピアノの弾き方③鍵盤

今日は鍵盤の押さえ方です。楽器を何も知らない人がピアノの鍵盤を押さえようとするときどのような弾き方をするでしょうか。多くの人は、人差し指だけを前に出して音を出そうとするでしょう。それこそが基本なんです。ピアノを持っている方はさっそく試してください。何のストレスもなく音が鳴るでしょう。もし、右手の人差し指で弾いたなら、今度は左手で試してみましょう。できましたね。あなたは、いきなり両手でピアノを弾いたことになります。腕力もいらないし指の力もいりません。中指はどうしましょう?中指は人差し指のように一本だけ前にするのは難しいと思います。中指は手のひらを開けてパーの形が自然かな。人によって違いがあります。要するに自分が一番弾きやすいスタイルで音を鳴らすのが大切です。同じように薬指も手のひらを開いて使ってみましょう。できたでしょう。あなたは、指5本の内3本をマスターできました。昔、バイエルを学習すると、上達が遅れると言われていました。今でも言われてるのかな。ピアノの上達は教材も大切ですが自然にアプローチしていく姿勢こそが一番大切なんです。さて、明日は小指です。小指はどのように鍵盤を押さえるのがいいのかな。ふふふ、宿題です。

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ピアノの弾き方②指

ピアノを弾くのは指です。ではどのように指は動かせばよいのでしょうか。ピアノを教えていて一番多い質問がこの「どう、動かせばよいのですか?」です。正解は『どのように動かしても良い』です。つまり音が鳴ればいいのです。簡単でしょう?手を丸くとか、卵のようには全くの間違いです、といううか、そうでなくても良いのです。ね、ピアノが弾けそうな気分になってきたでしょう。形にとらわれていてはどのような楽器もスポーツも上達は望めません。井口基成大先生の著書にピアノ奏法の段階というご本があります。そこに、指の鍛え方が書かれています。指を高く上げて力強く鍵盤を叩く。はい、このような練習は百害あって一利なしです。また、ハノンのような教本は速くスピーディーになめらかに弾いてこそ、意味がありますが、多くのピアノ教師は力強さを求めてしまいます。ナンセンス。まー、私はハノンはよっぽど才能に恵まれていない子にしか教えませんが。本日のレッスン、鍵盤はどのように鳴らしても良いです。おわかりになりましたね。明日は、鍵盤の押さえ方です。つづく。

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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