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ピアノのレッスン その5

だがしかし、自分がなぜ、ショパンのエチュードを弾けないのか、を知っている、理解している教師は生徒に教えることが出来る。
ハンガリーのコチシュのように「なぜ、自分が弾けるのかわかんない、どうして生徒が弾けないのかわかんない」という教師よりもずっとずっと優れている。そして、そういうピアノ教師を私は数人知っている。
つまり、どうすればピアノを簡単に弾けるのかを知っていて教えることのできる事が大切なのである。

「練習しない生徒をどうすれば良いですか?」
その質問の答えは簡単である。ほっとけばよい。もしくは、レッスンの時間中に弾けるようにしてやれば、生徒は家で練習しなくてよいわけである。
ちなみに私の場合、生徒によっては以下のスタイルで教えている。
①予習禁止(宿題を出さない)
②レッスン中に暗譜させる(1小節で終わる生徒もいれば、ソナタ1楽章を覚えてしまう生徒もいる)
③暗譜したところを家で復習。先に進むの禁止。

そんなアホな。
という大先生方の声が聞こえてきそうである。ふふふ。

ま、試してみてください。生徒さんの才能次第では急激に進歩します。
健闘祈る。

               ピアノのレッスン 完
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ピアノのレッスン その4

ある程度の能力を持った生徒は、バッハの平均律、ショパンのエチュードを弾くようになる。早い子で小学生高学年、普通は中学生くらいかな。別に高校生になってからそれらを弾き始めても遅すぎることはないのだが。
しかし、ここからが、一流のピアノ教師とそれ以下のへぼ教師に分かれる。
そう。
簡単に言えば、平均律を教えることができるか、ショパンのエチュードを教えることができるか。
スコッチのシングルモルトでいえば戦前ものか、グレンフィディックか、くらいの差がある。
多くのピアノ教師、大学の教授も含めて、実際教えることのできる教師は一握りである。自分の体験でいっても、ほとんど存在しなかった、と言っても過言ではない。
ショパンのエチュードをショパン指定のテンポで弾けないピアノ教師は、それを教えてはいけない。
なぜか。
自分が弾けないものを、どうして生徒に教えることが出来るであろう。教えようとするのは、教師の思い上がりである。
 
        続く…。       

ピアノのレッスン その3

子供はだいたい、ほとんど正しい奏法をする。だから、ほっとけばよいのである。
指の形から教えるのは間違いである。
ピアノもほかの楽器でも、大切なのは脳みそである。
頭のよい子はすぐに弾ける、演奏できる。
だが、年齢を重ねて、複旋律になると弾けなくなる子が出てくる。

では、その場合どうすれば良いのか。
答えは簡単。ピアノは向いていないので止めれば良いのである。

が、それだとピアノを教えて生活をしている、もしくは小遣い稼ぎをしている先生にはダメージがあるかもしれない。その場合、その子が弾ける範囲内で弾かせるのが良い。なにもバッハが弾けないとダメなわけではない。
その子に合った曲を選ぶのもピアノ教師の大切な仕事である。

         続く…。


 

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ピアノのレッスン その2

小さい子供がピアノを習いたいと来る。
何を、何から教えますか?
楽譜、鍵盤の位置を教えますね。
ここまでは、脱落することなくだいたいほとんどの子供がついてこれます。

次に音を出しますね。
ここでは『ピアノの弾き方』に書いたことは省きます。
①指を丸めて弾きなさい。
②指を伸ばして弾きなさい。
二つとも不正解です。

答えは……。続く。

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ピアノのレッスン その1

 60近くになると、以前の教え子からピアノ教育について質問される。その中で多いのが
「練習しない生徒をどうすれば良いですか?」

 ヒステリックなピアノ教師は練習しない生徒に対し暴言を吐き暴力をふるう場合もある。
 私はそのようなタイプではないので、私の弟子たちは、どうすれば良いかわからないのであろう。
 暴言、暴力で育った子供たちは、同じように、暴言、暴力をふるってしまう。

 実は私は、生徒たちに
「しっかり練習してきなさい」と、ほとんど言ったことがない。
 理想は練習しなくて弾けることである、と信じているからである。
  
 私が困るのは、間違った練習を必死でして、よけいに弾けなくなってしまうこと。
 それに比べると、練習しないほうがマシなのである。

               つづく……。

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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